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北大路魯山人

美食家でも知られる近代日本を代表する芸術家・魯山人は山代温泉で作陶に目覚めた

きたおおじ・ろさんじん 明治16年 3月23日〜昭和34年12月21日

京都出身の芸術家。

複雑な家庭環境に育つが、幼いころから書道 や西洋看板に興味を持ち、書や篆刻に才能を見 せる。

大正4年に、金沢の文人・細野燕台と山代温泉を訪れた魯山人は刻字看板を手がける。

そのときに九谷焼に出会い、大きな関心を持った彼は、初代須田青菁華に師事 し、熱心に菁華窯に通い絵付けを試みる。この出会いが、陶芸家としての魯山人を生み出す契機となるのである。

当時の山代温泉は、文人・墨客が多く訪れ、風流に心得のある吉野屋、あらや白銀屋の主人たちは快く彼を迎え、機会あるたびに茶席や酒席に招いた。

親しくなった旅館の主人たちと日夜意見を交わし、つくり上げた料理の数々。北陸の旬の食材との出会いが、美食家としても知られる彼の料理への姿勢を培った。

彼が純粋に器と料理を楽しんだのが山代温泉であったと言える。

また、後年、傲慢で喧嘩別れを繰り返した彼が、山代温泉の人々とは喧嘩別れをせず、交流は晩年まで続く。それは、若き日の自分を温かく迎え入れてくれた優しさ を感じて以来、山代温泉は彼の安らぎの場所だったのであろう。享年76歳。

魯山人寓居跡 いろは草庵

市内の関連スポット

魯山人寓居跡 いろは草庵 石川県加賀市山代温泉18-5

白銀屋 (山代温泉旅館)石川県加賀市山代温泉18-47

あらや滔々庵(山代温泉旅館)石川県加賀市山代温泉湯の曲輪

須田菁華窯 (九谷焼窯元)石川県加賀市山代温泉東山4

◆問合先 魯山人寓居跡 いろは草庵 TEL 0761-77-7111

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