加賀とは?
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夏の風景
青々とした水田
海岸から見る夕日
木々の緑が一段と濃くなり、陰影が深くなる。初夏、田植えの終わった水田に浮かぶ月が明るい。ひと雨ごとに苗が伸び、一面がさわやかな青田となる頃、盛夏を迎える。
祭り、打上げ花火、屋形船、川遊び、海水浴、夕日、漁火、灯ろう流し、柿の葉寿し。夏ならではの楽しみがコマ送りのように続き、加賀の夏は足早に過ぎて行く。
夏の味覚
野の幸 ◆加賀梨、ぶどう、柴山トマト、スイカ、カモリ、そうめんかぼちゃ、ズイキ、シバタケ
加賀梨
県下でも名高い加賀市の梨とぶどう。梨は小塩辻地区、奥谷地区で栽培され、その味は加賀人の自慢である。県外へのお中元に使えば満足間違いなし。ぶどうは、市内の観光農園で、ぶどう狩りやバーベキューが楽しめる。7月から9月下旬まで。
地元で有名な夏野菜といえば「柴山のトマト」。肉厚で身が締まり、みずみずしい甘さ。まるかじりが一番うまい。農家のおばちゃんが軽トラで振り売りする完熟ものを試すべし。柴山はスイカもおすすめ。
海の幸 ◆イカ、トビウオ、キス、ネジラ、甘鯛、スズキ、サザエ、アワビ、鮎
鮎
底曳網の休漁期、魚の量、種類とも少なくなる7〜8月を地元漁師は夏枯れという。夏は、貝類とイカ釣り漁がメイン。浜茶屋で、サザエのつぼ焼、イカ焼に生ビールといこう。
加賀の夏は、川に涼味あり。6月16日は鮎漁解禁、友釣り愛好家たちが待ちに待った日。なかでも大聖寺川上流のアユは、清流ならではの上品な香味が抜群、地元でも貴重品となっている。塩焼やそろばんで食す。市内の料理屋、旅館などで味わえる。
夏の風物
菖蒲湯まつり
海水浴場は多くの人で賑わう
夏はやはり祭りと海。山代温泉の菖蒲湯まつり、片山津の湯のまつり打ち上げ花火、山代大田楽、動橋ぐず焼まつり、と各地で行われる。そして、祭りに欠かせないのが「柿の葉ずし」。各家々での個性があり、子供の頃の味の原風景といえる。
夏の海は海水浴、加賀海岸国定公園内は砂浜あり岩場あり、変化に富んだ海岸線が続く。抜けるような空の下、子供たちの歓声と波の音が海辺に響きわたる。日暮れに向かうにつれ海は急に静かになるが、帰らずに日本海に沈む夕日を待とう。真っ赤に染まる水平線にイカ釣り船の漁火が浮かびだす。見なければ損する日本海の夏の風景である。