VOL.8 『花 火』 M.M
柴山潟の花火
片山津温泉では、夏の期間、隣接する柴山潟から、毎日、花火が打上げられる。
今年も、7月29日から8月28日まで、華やかな花火が湖畔を彩っていた。
毎夜9時ごろから、ドドン!ドドン!と、その音は、市内のかなり離れたところからでも耳に響く程である。
時間は15分間と短いのだが、意外と楽しめる。通常の花火大会のような渋滞や人ごみの心配が全くなく、気軽に観賞できるのがよい。

浮見堂
「今日、花火を見に行こうか。」「今日はチョット用事があるから明日にしよう。」など、ありがたい花火観賞が、地元の人たちとっては珍しくもない日常茶飯事のことのようになっているのである。花火は見飽きたと思っている人たちもきっと少なくないであろう。
ただし、8月21日「片山津温泉 湯のまつり」の大花火大会は、そんな訳にはいかない。約1時間で3,000発といわれる花火がこれでもかと打ち上げられる。この日は、片山津温泉の旅館は全て満館、打ち上げられる柴山潟の周囲は車で埋め尽くされ交通規制がかかる。渋滞、人ごみを覚悟しなければならない。それでも、フィナーレを飾る1尺(10号)玉の10連発は、苦労をしてでも見る価値あり!今年も大満足の1時間であった。
さて、この花火、片山津温泉宿泊のお客様と地元の人たちだけが楽しむにはもったいないと、今年から山代温泉に宿泊のお客様にも観賞していただけるバスツアーを開催した。もちろん大好評であった。
今度の片山津温泉の花火は、年末年始。年越しの夜0時に「カウントダウン花火」が打ち上がる。夏の花火もよいが、冬の花火はまた違う趣きがある。年越しは片山津温泉の旅館で露天風呂に浸かりながらの花火観賞はどうだろうか。
(2004.9)