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VOL.10 『化生の海』 M.M

尼御前岬での撮影風景

10月4日から9日までの間、加賀市と、お隣りの山中町で、ドラマのロケ撮影がありました。
ドラマの名称は「化生(けしょう)の海」。内田康夫先生の小説で、フジテレビ金曜エンターテイメント浅見光彦シリーズで放送されます。
主演は中村俊介さん。ヒロイン役には藤谷美紀さん。特別ゲストとして佐久間良子さんが出演されます。

当メルマガ編集部のスタッフは、ロケの誘致や支援活動を行う“フイルムコミッション”という業務を兼務しており、今回の撮影スタッフの方々と動向しお手伝いをさせていただきました。
中村さんはメチャかっこよくて、藤谷さんはメチャかわいかったです。佐久間さんもとても綺麗な方で大女優のオーラみたいなものがすごく感じられました。

そのロケの様子を、少しご紹介したいと思います。

学芸員に解説を受ける中村さん達

●こんなところで撮影をしました
加賀市では“尼御前岬”“橋立漁港”“北前船の里資料館”“蔵六園”“大聖寺の旧中木邸”など、山中町では“県指定文化財の無限庵”“こおろぎ橋”“我谷ダムの奥地”などで、撮影を行いました。
上の写真は、ドラマでは重要な場面となる“尼御前岬”での撮影の様子です。

●撮影には、本物の“古九谷”を使用
撮影シーンには、随所に九谷焼が使われています。
美術さんが用意したものや、現代作家さんの作品などのほか、本物の古九谷を使用している部分があります。
こだわりを持つ監督さんの期待に応えようと、美術館の学芸員に頼みこんで持ち出した時価ウン千万円?の名品。
撮影の合間に、中村さんにも実際に手に取って見ていただきました。取扱い要注意の品だけに、学芸員だけでなく中村さんもヒヤヒヤドキドキされていたようです。
左上の写真は、学芸員が中村さんに持ち方などを説明していたところ、他の俳優さん達も集まって来られ、皆さんで解説を受けている様子です。
古九谷の名品と言うことで、皆さん、興味津々のようでした。

小林監督と談笑する中越さん

●「化生の海」作品化には、この人の存在が
市内で古美術商を営み、ロケ地の一つ“蔵六園”の主でもある中越康夫さん。
作者の内田康夫先生とも懇意にされており、「加賀を題材にした小説を!」との熱意が実り“化生の海”が生まれました。
「先生との会食の際に新聞記者を誘ったけど、所用のため断られたんだよ。その後、作品の中で新聞記者が殺されてしまってね。お茶目にきつい洒落をきかせたのかな。ハハハ。」と楽しい裏話も聞かせてくれました。
ロケ現場では、監督さんと談笑し、「小説化、そしてドラマ化は私の人生をかけた夢でした。」と熱い思いを語られていました。

●台風接近で日本海は大荒れ
ロケ期間中に台風が接近し、これぞ“日本海”という大荒れの状態が続きました。
尼御前岬や橋立漁港での撮影では、暴風雨のため、撮影スタッフの皆さんは大苦戦していたようです。
結局、撮りきれないシーンが出てしまい、後日、仕切りなおしというハメに。
最終日、帰路の飛行機のダイヤも乱れ、制作担当者の方は、段取りの変更に大わらわ。
「こんな酷い目にあったロケは初めてだ。」と嘆いていました。

放送日は11月26日の予定です。(変更の可能性もあります。)
ぜひご覧下さい。

(2004.11)

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