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VOL.14 義経ゆかりの地『尼御前岬』 T.S

尼御前岬

NHK大河ドラマ「義経」が放映され、視聴率も好評のようです。

加賀には、義経や源平合戦にまつわるスポットがたくさんあります。

今回は、そのひとつ「尼御前岬」をご紹介します。

尼御前岬は、加賀海岸国定公園のちょうど真中あたりに位置し、橋立海水浴場を内側に抱き、茶色や黄白色の岩石の肌がそのまま露出しており、短調な砂浜海岸の多い加賀海岸には珍しく男性的な風景が楽しめます。

また、この岬には、北陸自動車道のSAがあり、パーキングから徒歩で岬の先端まで自由に行き来することができるようになっており、ドライバーにひと時の憩いを与えてくれます。

さて、この岬と義経とのゆかりについては、次のような伝説が残されています。

山伏の姿に身をやつして、都を落ちて陸奥の国へ急ぐ義経主従の中に1人の尼がいました。
この尼は、明日の旅路にかかる安宅の関の厳しさを耳にし、女なるがゆえに足手まといになることを憂えて、深く意を決し、主君の安泰を祈ってこの岩頭から身を投じました。
この尼の名が尼御前といい、それ以来、いつしかこの岬を尼御前岬と呼ぶようになった。

ということです。

潮風にあたり遥か水平線を望ながら、義経物語の悲運の一端を感じてみてはいかがでしょうか。

加賀にお越しの際には、ぜひお立ち寄りいただきたい、今が旬のスポットです。

PS.
この岬から望む日本海は一見の価値あり。特に日没時、眼前に広がる水平線に沈む夕日の美しさは、まさに絶景です。

(2005.3)

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