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VOL.27 『頭をからっぽにできる春の海』 Y.K

加賀市内の伊切海岸(玉砂利)と橋立海岸(砂浜)【加賀市内】

 少しずつ暖かくなってきたと思ったら、春の雪が舞う寒い日があったりと、今年は、不思議なお天気が続いており、まだ春が訪れたのか、まだ春は遠いのかわからない加賀です。

 

 4月は、何かと新しいことが始まり、新しい生活環境など、まだまだ慣れないことが多いときですよね。 自分のペースがつかみづらいと思いますが、ちょっとお天気の良い日に、気分転換に心地よいと感じる場所へ出かけたいですね。
  春は桜もいいですが私は、心地よい音と潮風を感じるところに行ってきました。実は、加賀の達人の方の話を聞いたのですが、砂浜の海岸のほかに玉砂利の海岸「伊切海岸」の波うつ時の音が砂浜の波音と違い、「よい音」ということで、さっそく音を聞きに出かけました。  
  その日は、気持ちいい小春日和。カメラ片手に伊切海岸へ、春の海は誰もいなくて、ちょっとしたプライベートビーチ気分?潮風も冷たくもなく程よく心地よく、まず潮風を胸いっぱい深呼吸。そして透明度の高い海。水平線。そして波音をよく聞いてみると、波が玉砂利にあたり砂浜とは違った波音で、しばらく海を眺めながら頭をからっぽにできました。(贅沢な試聴です。)今よくあるCDなどで聞く波音もいいですが、景色を眺めながら聞く(感じる)ということは、より良く。ちょっと車を走らせれば自然の中へ行ける加賀に生まれたことに感謝する一日で、なんだか気分もリフレッシュ。そのあと砂浜の波音も聞き比べに橋立海岸へ、その日は海が凪だったこともありやはり波音は、玉砂利の波音のほうがよく感じました。午前中は、ぽかぽか小春日和だったのが、午後からは、雪が舞うほどのお天気で、薄着をしていた私は、案の定見事に体の調子を崩してしまいました。この季節に外へ出かけるときは、一枚はおれる物を持って行くことが必要です。 そしてまた一つ加賀の風景に癒される場所を見つけ、その場所を大切にしていこうと思
いました。

(2006.4)

(橋立海岸から見る尼御前岬)

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