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TOP > 加賀四湯紀行 > ええもん探し > vol.2 『草木香る季節 草だんご』vol.2 『草木香る季節 草だんご』
さわやかな風が香る緑の季節。今回はおいしい「草だんご」をみつけてきました。
城下町の面影を残す大聖寺で天保年間から続く老舗「梅田菓子舗」。
やさしい笑顔のご主人は7代目、毎朝4時から作り始めます。こちらのお店は餅菓子屋でご主人のこだわりは季節によって蒸し加減や米をかえ、いつ食べても変わらぬ味を食べていただくこと。そんなご主人のこだわりはみんなを楽しませてくれていて、お話を聞かせていただいている間もお客さんがたえずいらっしゃいました。
草だんごの中にはつぶ餡が入っていて上品な甘さ、餡を包む草団子の舌触りも絶妙。昔はご主人と奥さん2人でヨモギを摘みに出かけていたそうですが、現在は青森産を使用しているそうです。仲の良いご夫婦を見ていてここでちょっと奥さんに聞いてみました。ご夫婦の仲の良さの秘訣とは?ひとつは共通の趣味があるからということ、もうひとつは家族だからケンカをすることもあるけれど、おいしいものを作るときはケンカをしていては決しておいしいものは作れないということでした。ここのお菓子はそんなご家族の笑顔から生まれ、梅田さんご家族の温かさがギュッと凝縮されたお菓子です。
もうひとつは山中温泉栢野大杉茶屋の草だんご。
お店は山中温泉から車で約5分ほど川を上ったところにある、国天然記念物の推定樹齢約2,300年の栢野(かやの)大杉の向かいにあります。こちらもお団子目当ての方で賑わっていました。
草だんごは由来に基づき村の春祭りに各家庭で作られ無病息災を願い食べられていました。お団子は親から子受け継がれていましたが、だんだん作る家庭が減ってきたため、地元の村おこしの1つとして平成2年11月に地元のお母さんたちによってお店を開いて販売することになったそうです。
だんごには地元の山で採れたヨモギを使います。(ヨモギを採る場所は秘密とのこと。) だんごはヨモギのおいしさを味わえるように最大限に入っていて、きな粉のやさしい甘さにぴったりです。
草だんごを作るお母さん方も元気で楽しそうに作っていて、この草だんごを食べるとヨモギとお母さんパワーがみなぎる様に感じます。
(2008.5.15 文/yoo 写真/Son)
〜今回の草だんご〜
●草だんご
お 店 梅田菓子舗
住 所 加賀市大聖寺荒町16
TEL (0761)72-0563
定休日 木曜日
お値段 1個110円
加賀温泉バス 山代大聖寺線 弓町バス停より徒歩3分
●栢野大杉 草だんご
お 店 栢野大杉茶屋
住 所 山中温泉栢野町ト10-1
TEL (0761)78-5489
定休日 木曜日 (冬期12/21〜4/19)
お値段 420円(5個入り) 820円(10個入り)
加賀温泉バス 温泉山中線 栢野バス停より徒歩4分