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山中温泉の歴史

芭蕉ゆかりの山間の温泉地

芭蕉堂

有馬、草津と並ぶ「扶桑三名湯」のひとつに数えられた由緒ある温泉地で、1300年前、白山の開祖・行基によって開かれた。風光明媚な鶴仙渓に沿って、旅館やみやげ店が立ち並び、山間ならではの風情が漂う。

元禄2年(1689)7月27日から8月5日にかけて、『奥の細道』の旅を続ける松尾芭蕉が逗留し、「山中や 菊は手折らじ 湯の匂い」の句を残した。
現在、鶴仙渓の一角に芭蕉堂が安置されて、訪れた人の憩いのスポットとなっている。温泉情緒を醸し出す風流な山中節は、湯治に訪れた北前船の船頭衆が唄う江差追分が変化したものだといわれている。

温泉街そそろ歩きスポット

あやとりはし こおろぎ橋

草月流家元・勅使河原宏氏がデザインした「あやとりはし」や風流な「こおろぎ橋」や「黒谷橋」がかかる鶴仙渓は、など新緑の初夏、紅葉の秋、雪景色の冬と、四季折々の表情を見せてくれる。
湯上がりのそぞろ歩きは一層興趣をそそること請け合い。みやげ選びは、ゆげ街道へ。ろくろ挽きが見事な造形をつくりだす山中漆器や、五彩の花鳥が描かれた九谷焼など、思わず手をとりたくなるものばかり。

九谷焼発祥の地

古九谷窯址

山中温泉街からさらに山奥に入ると九谷村。大聖寺藩初代藩主の前田利治は、この地で良質な陶石が発見されたのを機に、後藤才次郎に窯を築かせ、色絵磁器の生産を始めた。
この窯でつくられた作品は、俗に「古九谷」と呼ばれ、力強い筆づかいと紫・緑・黄を主調とした色使いが特徴で、現在も我々を惹き付けて離さない魅力をもっている。

山中温泉の効能

泉質:カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉

効能:

  • 浴用/外傷、リウマチ、神経痛、胃腸病、火傷、皮膚病、筋肉痛、関節痛、五十肩、疲労回復など。
  • 飲泉/慢性胆嚢炎、胆石症、痛風、慢性便秘、肥満症、糖尿病など
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