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城下町 大聖寺に伝わる古武道「大聖寺藩伝 風傳流槍術」

宝永元年(1704年)、加賀市大聖寺の江沼神社に伝わる古武道「大聖寺藩伝 風流傳槍術(ふうでんりゅうそうじゅつ)」。全長一丈二尺の長柄の素槍を用い、刺突や叩打など実戦的な技法を伝承します。流祖 吉成は、無形で自在に働く“風”の姿に槍法の理想を見出し、心・槍・体の一致を重んじる修練として今日まで受け継がれています。
城下町 大聖寺に伝わる古武道「大聖寺藩伝 風傳流槍術」

大聖寺藩伝 風傳流槍術とは

加賀市大聖寺にある江沼神社には、宝永元年(1704年)から古武道「大聖寺藩伝 風傳流槍術」が伝承されています。「風流傳槍術」は槍が本来利とするところの長柄(全長一丈二尺・十六角の太柄)の素槍を用いて、刺突・叩打の合戦的技法を伝え、素槍の単純さ故に、用法は無限であり、粗大巧緻は自在です。それ故、技法の修得には心・槍・体一致の修練を要する。流祖 吉成は風の姿(無形広大自在な働き)に槍法の理想を見出し、流名を風傳流とされています。

江沼神社と風傳流槍術

風傳流槍術は宝永元年(1704)、大聖寺藩士・奥村助六家茂により伝えられ、藩の正式武術として大正時代まで存続し、江沼神社一帯(旧大聖寺藩陣屋跡)には藩士が修練に励んだ槍術道場が置かれており、その精神は地域に深く根ざされています。


令和6年(2024)、江沼神社竹涇館に古武道武心会大聖寺支部が設立され、往時の地に再び槍術が息を吹き返しました。現在も、伝承者の育成を進め、かつての大聖寺藩士が培った「サムライの槍術」を現代に蘇らせるとともに、地域文化の再興に貢献しています。


江沼神社の歴史

文武の心、雅に集う。藩祖が遺した日本唯一の武家聖域


江沼神社は、加賀市大聖寺の旧大聖寺藩邸の敷地内に鎮座する歴史と文化の精神的中枢です。御祭神として、藩祖である前田利治公と、前田家の遠祖とされる学問の神、菅原道真公が祀られています。この二神の構成は、大聖寺藩が武家の精神と学問を重んじた「文武両道」の伝統を象徴しており、境内には国の重要文化財である茶室「長流亭」や、加賀市指定名勝の旧藩邸庭園が残されており、十万石の武家文化を今に伝える貴重な空間になっています。


長流亭:武士の「簡素の美」を体現した重要文化財

1709年に前田利直が建てた国の重要文化財で、華美を避けた簡素な造りが特徴。威厳

より精神性を重んじ、武士が戦場を離れて心を静め、学びと内省に向き合った「文」

の空間を今に伝えています。


竹涇館:藩政後期の文化を伝える国許別邸の一部

国の登録有形文化財で、第14代藩主・前田利鬯の別邸の一部。長流亭とはまた異なる

時代の武家文化、特に藩主の教養と審美眼がどのように継承されていったかを垣間見

せてくれます。


梅花庵:城下町を支えた商人の文化

国の登録有形文化財であり、大聖寺の繁栄を支えた北前船主の座敷の移築。武家文化

財と共存することで、大聖寺が武家だけでなく商人文化によっても支えられていたこ

とを示しています。

練習風景の見学と体験

場所:江沼神社境内内(石川県加賀市大聖寺八間道)

日程:毎週土曜日

時間:8:30~ 

所要時間:約1時間~1時間半

見学:無料

体験:甲冑を身に着けて、実践していただけます。

   1時間/10,000円

「大聖寺藩伝 風傳流保存会」メンバーの紹介


渡邊  桂一  氏

風傳流保存会 会長

風傳流槍術 十三代流派代表 

古武道武心会 会長

妻夫木  亮  氏

風傳流保存会 副会長

古武道武心会 沖縄支部長


小嶋  敏志  氏

風傳流保存会 事務局長



熊田   真也  氏

風傳流保存会 会員

古武道武心会 大聖寺支部長

嶋 昭浩  氏

風傳流保存会 会員

武心会 会員






【お問合せ先】

古武道武心会

大聖寺藩伝 風傳流槍術

公式Instagram:https://www.instagram.com/fudenryu/


【関連のページ】

日本古武道協会HP:https://www.nihonkobudokyoukai.org

日本古武道振興会HP:https://kobushin.jp/

Email:fudenryu-sojutsu@ymail.ne.jp